成人式のお祝のお返しは？

お祝いを頂いたら普通はお返しをするのが当たり前だと思いがちですが、
成人式のお祝いについては、どうしてもお返しが必要な場合以外は基本的に
不要とされています。

その理由としては未成年や学生にお祝いを渡すのですから、
必然的にお返しはいりませんということになります。

でも、もらったらもらいっぱなしというのも非常識な感じがするので、
まずはお祝を頂いた本人が直接電話でお礼を伝えましょう。

感謝の気持ちはもちろんそうですが、将来に向けた目標なんかを
話すと、おじいちゃんやおばあちゃんは喜んでくれますよね。

その後に、手紙か葉書でお礼状を出すことが出来れば、
とても良いと思います。

もし手紙を送るのであれば、成人式の日に撮った振袖姿やスーツ姿の
写真を一緒に送ってあげると、間違いなくお祝いをあげた方も喜びます。

もちろん、ちょっとしたスナップ写真でも全然ＯＫですよ。


親族や身内の場合では・・・

親族や身内の方からお祝い金などをいただいた場合には、
頂いた金額の１／３〜１／２の金額の品物をお返しするのが目安に
なります。

お返しをする場合は、

・のしの表書きは必ず「内祝」

としてください。

もちろん成人式を迎えた本人の名前の記載を忘れず、
水引きは紅白の蝶結びです。


風習が違う地方もある？

お返しをする・しないは、全国で統一されている訳ではなく、
地方などによって風習が違うところもあります。

その地方によって風習があるようであれば、その風習に従うのが
一番だと思います。

もし、お返しが必要ない地域であれば、親族などを交えて
食事会を一席設けたりするのもいいかもしれませんね。